T-5 溶液の調製1 |
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D:1%(w/w) D-Glucose 溶液を5g調製するための操作手順(マニュアル)を詳細に記載し、操作に必要な試薬と器具名を割り出して、まとめて記載する。 |
解説:<実験手順フローチャート図:D液> |
D:1%(w/w) D-Glucose 溶液を5g調製しなさい。 |
*1:5%(w/w)溶液を1g採って水を加えて5gにする。 |
@ 16mmφの試験管(小試験管立てに立てて、試験管立て含む重量測定済み・天秤上) ※16mmφ試験管 1本 調製する溶液の最終量は5gですからほぼ5mlですね。今回は一般的にどの実験室にも準備されている16mmφの試験管を使用することにしていますが、5mlの溶液が入って、重量が測定できるものであれば使用可能です。試験管は自立できないので小試験管立ても準備します。 |
A ↓+1g 5%(w/w) D-glucose溶液(駒込ピペット使用) ※駒込ピペット(または同等品+スポイト) 1本 A:の*1のAと同じですね。 |
B ↓+水 ※水 約4g以上 注意はA:の*1のBと同じです。撹拌は、試験管ですから手で注意深く回転させれば良いでしょう。 |
【準備が必要な試薬と器具】 ※16mmφ試験管 1本 |
*2:5%(w/v)溶液を1ml採って水を加えて5gにする。 |
@ 16mmφの試験管(小試験管立てに立てて、試験管立て含む重量測定済み・天秤上) ※16mmφ試験管 1本 考えることは*1の@と同じです。 |
A ↓+1ml 5%(w/v) D-glucose溶液(ホールピペットまたはメスピペット使用) ※1ml容ホールピペットまたはメスピペット 1本 ホールピペットかメスピペットかを選択するときは、調製する溶液が求められる精度を考えて選択すれば良いでしょう。今回は、高い精度を要求しませんのでどちらでも良いでしょう。 |
B ↓+水 ※水 約4g以上 注意はA:の*1のB、D:の*1のBと同じです。 |
【準備が必要な試薬と器具】 ※16mmφ試験管 1本 *1でも*2でも良くて、実験室の設備と、実験者の好みとから選択すればよいでしょう。 |
E:1%(w/v) D-Glucose 溶液を5ml調製するための操作手順(マニュアル)を詳細に記載し、操作に必要な試薬と器具名を割り出して、まとめて記載する。 |
解説:<実験手順フローチャート図:E液> |
E:1%(w/v) D-Glucose 溶液を5ml調製しなさい。 |
*1:5%(w/w)溶液を1g採って水を加えて5mlにする。 |
@ 5ml容のメスシリンダーまたはメスフラスコ(重量測定済み・天秤上) ※5ml容メスシリンダーまたはメスフラスコ 1本 5mlのメスシリンダーまたはメスフラスコを備えた実験室は少ないでしょう。無い場合は無理に*1の方法を選択する必要はありません。また、高い正確さを求めないのであれば、25ml容メスシリンダーがあればそれを利用するのも良いでしょう。あるいは試験管の5mlの位置に細いマジックインキなどで線を付け、5mlに合わせる方法もあるでしょう。5mlの位置は、5mlホールピペットで水を入れて確認すれば良いでしょう。ただし、これは精度は全く求められないですね。 |
A ↓+1g 5%(w/w) D-glucose溶液(駒込ピペット使用) ※5%(w/w)
D-glucose溶液 約1g dで調製した溶液 A:の*1のAと同じですね。 |
B メスシリンダーを天秤からおろす B:の*1のBと全く同じです。 |
C ↓+水 ※水 約4ml以上 B:の*1のCと同様に、水を加えて溶液の容量を5mlに合わせます。駒込ピペット(または同等品)を用いれば良いでしょう。A:の*1のBでも話題にしましたが、Aで用いた駒込ピペットは使用できませんね。もちろん水を入れすぎたら@からやり直しです。 |
【準備が必要な試薬と器具】 ※5ml容メスシリンダーまたはメスフラスコ 1本 |
*2:5%(w/v)溶液を1ml採って水を加えて5mlにする。 |
@ 16mmφの試験管(小試験管立てに立てる) ※16mmφ試験管 1本 調製する溶液の最終量は5mlですね。今回は一般的にどの実験室にも準備されている16mmφの試験管を使用することにしていますが、5mlの溶液が入って、重量が測定できるものであれば使用可能です。試験管は自立できないので小試験管立ても準備します。 |
A ↓+1ml 5%(w/v) D-glucose溶液(ホールピペットまたはメスピペット使用) ※1mlホールピペットまたはメスピペット 1本 ホールピペットかメスピペットかを選択するときは、調製する溶液が求められる精度を考えて選択すれば良いでしょう。今回は、高い精度を要求しませんのでどちらでも良いでしょう。 |
B ↓+4ml 水(メスピペット使用) ※水 約4ml以上 実験室に4mlホールピペットがあれば、5mlメスピペットに替えてこれを使用しても良いでしょう。 |
【準備が必要な試薬と器具】 ※16mmφ試験管 1本 |
F:0.1mol/l D-Glucose 溶液を5ml調製するための操作手順(マニュアル)を詳細に記載し、操作に必要な試薬と器具名を割り出して、まとめて記載する。 |
解説:<実験手順フローチャート図:F液> |
F:0.1mol/l D-Glucose 溶液を5ml調製しなさい。 |
0.5mol/l D-Glucose 溶液を1ml採り、水を加えて5mlにする |
1mlホールピペット(またはメスピペット)で0.5mol/lのD-Glucose溶液を1ml採り、試験管立てに立てた試験管に入れる。次に水を4ml加えて注意深く試験管を回転させて撹拌する。操作手順は以上で終了。 |
【準備が必要な試薬と器具】 ※16mmφの試験管 1本 |
2):担当教員の指示に従って提示し、点検を受け、必要に応じて訂正して再提出する。 (これは、提示するかどうかから実験指導者の指示に従ってください。全員で手順や計算結果を検討する場合もあります) |
3):合格したら作成したマニュアルに従って班単位でそれぞれの試薬の調製を開始する。各自が実験ノートに作成したA〜Fすべてのマニュアルに従い、班員全員がA〜Fの全種類を調製する。 |
調製し、保存したa〜fおよびA〜Fは、教員の指示に従って廃棄し、使用したガラス器具類や保存瓶などはすべて実験施設の方法に従って洗浄する。 |